太陽と目の関係
太陽の育む力
人間は太陽の光なしには生きていくことはできません。
太陽の光をあびることは、ビタミンDを生成して骨を強くします。暖かい光は気分をゆったりとさせます。
と同時に、もちろん紫外線の脅威もあるので長時間浴びるのは気をつけるべきでしょう。
太陽の光はとても強いものなので、直視するのもいけません。
そういった危険要素も自然界にはありますが、多くは生命を育もうとする力に満ち溢れているといえます。
水は人体に不可欠ですし、植物にふくまれるファイトケミカルの抗酸化作用も注目されています。
太陽の光と睡眠
ふだんは気づきませんが、目は太陽の光を感知することによって、睡眠にも影響を受けています。
自律神経の司令塔である視床下部というところには視交叉上核という体内時計の役目をする部分があります。
脳の真ん中辺りの間脳というところにあります。
この視交叉上核には24時間11分(かつては25時間とされていた)という体内時計があります。
しかし、少しずれているために、太陽の光で常に修正する必要があります。
ふつうに生活していれば、太陽の光を浴びますから、太陽が体内時計を調節してくれている、といえます。
網膜に届いた光が視神経を通って、この視交叉上核に届くと体内時計(概日リズム)がその地域の時間に合わせられます。
海外旅行へ行って時差ぼけになっても、じきにその場所のリズムにあってくるのは、こういったしくみによります。
視交叉上核に届いた情報は、今度はやや後ろにある松果体というところに伝えられ、そこから睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されます。
太陽の光に朝から日中にかけて当たっておけば、そのぶん日中のメラトニン分泌量がおさえられ、夜間のメラトニン分泌量が増えて、安眠することができます。
このように目から入ってきた太陽の光という情報は、ものを見るだけでなく、睡眠、安眠とも深くかかわっているのです。
文章
