視力回復の方法
視力回復の方法は、大きく二つに分けることができます。
視力回復の方法とは?
視力回復の方法は、「視力回復トレーニング」だけを指すのではありません。
メガネやコンタクトレンズで矯正することによって、よく見えるようになる。
それも立派な「視力回復の方法」です。
レーシックなどの近視矯正手術も、視力回復の方法のひとつです。
このサイトでいう「視力回復」とは、こういった幅広い意味で使っています。
弱視の人のなかには、メガネなどによって矯正しても、0.04という人もいます。矯正すれば高い視力が出るということは、めぐまれているのです。
もちろん「視力回復トレーニング」についても、くわしく解説しています。
これこそ、本来の「視力回復の方法」なのですから。
なお厳密にいえば、メガネなどによって見えることは「矯正」です。
トレーニング以外の方法は、「視力矯正の方法」が正しい表現になります。
当サイトでは、角膜にふれるかどうかによって、視力回復の方法を分類しています。
視力回復の方法〜角膜にふれないもの
視力回復トレーニング
ちまたには、いろいろな視力回復トレーニングがあります。
じつは数々の視力回復の方法は、三つに分類できます。
- 1. 目の血行をよくする方法
- 2. 毛様体筋のトレーニング
- 3. 眼筋トレーニング
視力回復トレーニングによって、仮性近視はかならず治ります。
視力0.1以上ならば、ある程度までの回復が期待できます。
ただし強度の近眼の場合は、なかなか回復はむずかしいかもしれません。
しかし、可能性がないわけではありません。
「眼筋トレーニング」は、さらにふたつに分けられます。
- 外眼筋の緊張をとくトレーニング
- 外眼筋をきたえるトレーニング(視点移動法)
きたえるほうは、スポーツ選手が行なっている動体視力の訓練。
目の血行がよくなるため、疲れ目や眼病を予防する効果が期待できます。
外眼筋の緊張をとく訓練は、「ベイツメソッド」といわれるもの。
強度の近視でも治ると主張する、なかなか興味深い説です。
視力回復サプリメント
視力回復サプリメントとはいっても、サプリメントだけを飲んで近視は治りません。視力回復トレーニングを行なったうえで、飲むところに意味があります。
ただ、目の酸化をふせいだり、眼球内の血行をよくすることは可能です。
そのため、いったん進行した眼病が、視力回復してきた例もあります。
その意味ではサプリメントも、立派な視力回復の方法なのです。
ルテインは、ほぼすべての目の組織にふくまれている抗酸化物質。
そのため、あらゆる眼病の予防に力を発揮します。
アントシアニンやビタミンCも、強力な抗酸化物質です。
レンズの役割をする、角膜や水晶体の透明性をたもっています。
ビタミンAは、網膜、角膜、結膜の健康にかかわります。
ビタミンB群は、目の組織の代謝をよくし、疲れ目を解消してくれます。
メガネ
メガネは軽度から中程度の近視の人に向いている、視力回復の方法です。メガネは、コンタクトレンズと比較してみると、その特徴がよくわかります。
メガネのメリットはコンタクトレンズと違って、角膜にふれません。
そのため、目に障害をおこす危険がなく、安心な矯正法です。
またメガネは、気軽にかけはずしができます。
室内にいるときや本を読むときは、メガネをはずす。出かけるときや遠くを見るときにだけ、かける。こういった”使い分け”ができます。
これはコンタクトレンズには、まねのできないことです。
メガネのデメリットのひとつは、スポーツには不利なこと。
視界がせまいため、状況判断がおくれがちになります。
強度の近視の人はメガネから、コンタクトレンズや視力回復手術への移行を検討してみるのも、いいかもしれません。
視力回復の方法〜角膜にふれるもの
コンタクトレンズ
コンタクトレンズは、強度の近視の人に適した、視力回復の方法です。
コンタクトレンズの種類には、大きく分けて以下の3タイプがあります。
コンタクトレンズは、角膜のうえにのせて使用します。
そのためメガネのような、わずらわしさがありません。視界も広くなります。近視であることを忘れてしまうほど、便利なものです。
しかし、コンタクトレンズは角膜にふれるため、角膜障害の危険があります。長時間、角膜をおおっているため、角膜が酸素不足になりがちです。
コンタクトレンズのトラブルも多いのです。
しかし、正しい使用法さえ心がければ、安全な視力回復の方法です。
オルソケラトロジー
オスソケラトロジーは、日中は裸眼で過ごせる、視力回復の方法です。
寝ている間に、特殊なハードコンタクトレンズを装用。
これによって、角膜の形を変えて視力を矯正するのです。軽度から中程度までの近視の人に、向いています。
オルソケラトロジーで得られる視力は、一時的なもの。
角膜の形は、一晩で戻ってしまうためです。そのため毎晩、寝るまえに、レンズを装用しつづける必要があります。
「次世代型オルソケラトロジー」といわれているものが、オサートです。
オサートは、強度の近視や乱視にも対応できる、視力回復の方法。
そのほか、遠視や老眼も矯正が可能です。円錐角膜も矯正できます。
「未来型オルソケラトロジー」ともいえる「コルネアプラスティー」が注目をあつめています。これは、いったん変形させた角膜を、「酵素(こうそ)」の力によって固定する、視力回復の方法。
毎晩、コンタクトレンズを装用する必要がないのです。
視力回復手術
視力回復手術とは、手術をうけたあとは、裸眼でも快適に見えるようになる、視力回復の方法です。
ほかの矯正法とは違って、手術をうけたあとは、”ほったらかし”でもいいわけです。レーシック手術が有名です。
レーシック手術は、エキシマレーザーで角膜を少しけずります。
近視の場合、これによって角膜の屈折力を弱め、視力を回復させます。
ただし、まれにレーシックの後遺症、合併症がおきることがあります。
そのため、手術後の定期診察は欠かせません。とはいっても現在、主流となっているイントラレーシックでは、危険性は少なくなっています。
視力回復手術には、そのほかに、レーザーを直接照射するPRK手術や、アルコールを使用するラセック(ラゼック)手術というものがあります。
眼球内にレンズをうめ込む方法もあります。
たとえばフェイキックIOL。これは角膜は削りませんが、目にメスを入れます。
このように視力回復手術には、数多くの種類があります。
あなたにもっとも合った方法を、選択することがたいせつです。
そのほかの視力回復の方法
「通電療法」と「SP手術」
以上挙げた視力回復の方法のほか、眼科の通電療法や、SP手術というものがあります。通電療法は、一部の眼科で行なわれている近視治療。目に電気を流すことによって、目の筋肉のコリをとり、近視を治そうというもの。
仮性近視に効果的。中程度の近視までなら、受けてみる価値はあります。
SP手術というのは、手術という大層なものではなく、白目部分の強膜に液状のコラーゲン繊維を注入するというもの。これは視力回復の方法というよりも、それ以上近視を進行させないための対策といえます。
SP手術は「近視予防手術」、「強膜保護手術」ともいいます。
近視が進行すると、「軸性近視」といって眼球が楕円状にのびます。
このワクチンを注入することによって、眼球(白目の強膜部分)が強化されるため、軸性近視への進行を阻止できるのです。
ただしこのワクチン療法をうけると、視力回復トレーニングを行なっても、回復の希望がなくなってしまいます。レーシック手術をうけた人が、眼軸を伸ばさないようにする対策としては使えます。
費用はレーシックと同じくらいで、両目で20万円程度。
