顔のツボ〜承泣(しょうきゅう)

承泣(しょうきゅう)のツボとは
承泣のツボは、目のまわりにある骨のふちにあります。
鏡をみたとき、瞳孔(どうこう)の真下に位置しています。
顔のツボ「承泣」は、頭部にある目のツボのなかでは、とくに”くぼみ”が小さいため、見つけることがむずかしいかもしれません。
承泣には、「晴明・承泣、眼が明(あ)いて」という”効能歌”があります。
それほど、目によく効くツボです。ちなみに「晴明(せいめい)」は、疲れたときにしぜんに手がいく、目頭にあるツボ。
承泣のつぼは、白内障、緑内障などの眼病によく効きます。
そのほか近視、遠視、乱視といった「屈折異常」全般の改善にも欠かせません。とくに”近視の視力回復”に、効果が期待できます。
顔のツボ、承泣(しょうきゅう)の押し方
顔のツボ「承泣」は、目のまわりにある「骨のふち」にあります。

押し方のコツとしては、まず、目を閉じます。
つぎに、目の下の骨の上に、人差し指と中指、薬指の3本を、第二関節から曲げてのせます。
そのさい、中指を承泣の上に当て、ほかの2本の指でささえるようにして、安定させます。
中指でツボを押すときは、下におし下げるようにします。
こうすると、ツボに刺激がつたわりやすくなります。
このとき、けっして、目の方向に力をかけてはいけません。
非常に危険だからです。「力の方向を間違えない」ことが大切です。
もうひとつの注意点としては、指を目の下に深く入れすぎないこと。
深く指を入れてしまうと、眼球を圧迫してしまうからです。
承泣は効能歌にもあるように、晴明(せいめい)とともに、目にとってたいせつなツボ。正しい位置と、安全な押し方を習得して、目を健康にたもちましょう。
◆承泣(しょうきゅう)のツボを押すさいには、下記のページも参考にしてください。非常に重要なことが書いてあります。
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